2008年7月4日付けで、日本公認会計協会から業種別監査委員会報告第27号「建設業において工事進行基準を適用している場合の監査上の留意事項」改正のための公開草案が公表されています(パブリック・コメントの受付は7月25日までです)。
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/27.html

これは、新しい「工事契約に関する会計基準」及び、現状の監査基準が定めるリスクアプローチとの整合性をとるための改正です。章立てが大幅に変更されていますが、本質的な部分については大きな変更はありません。

当委員会報告は建設業を対象とするものですが、ソフトウェア開発に工事進行基準を適用する際にも参考になるため、拙書「ソフトウェア業における工事進行基準の実務」においても一部引用しております。最終版が確定された時点で、改正箇所について、再度、ご報告いたします。