2008年9月26日付けで企業会計基準委員会より、企業会計基準第9号「棚卸資産の評価に関する会計基準」の改正が公表されました。

http://www.asb.or.jp/html/documents/docs/tanaoroshi/

(ASBJのHPにおける会計基準の公開は、2ヶ月間経過後は会員以外閲覧できなくなりますので、ご注意ください)、
改正の要点は、棚卸資産の評価方法として従来認められていた後入先出法を廃止することです。新基準適用開始は平成22年4月1日以後開始する事業年度からです。

後入先出法を採用している会社は、石油業界に限定されると思っていましたが、EDINETで調べてみるとダイハツ工業やヤマハなど結構あるようですね。該当する企業のシステム担当の皆様におきましては、新基準をよくご確認の上、ご対応ください。