拙書 「マンガでやさしくわかる決算書」 が、2015年1月の刊行から丁度2年で9度目の増刷となりました。

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この場をお借りして、読者ならびに日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)の皆様にあらためて御礼申し上げます。

ビジネス書籍の不調が伝えられますが、ビジネスコミックのジャンルは年々成長を続けています。
類書が増えつづけるなか、本書が売上を継続できているのもJMAMさんの「マンガでやさしくわかる」シリーズが、市場で一定の評価を得ているおかげです。

そこで、今回は、JMAMさんの 「マンガでやさしくわかる」 シリーズに、どのような書籍があるかご紹介しておきましょう。

以前、JMAMの編集者に、同シリーズは基本的に他社と競合しない領域を狙って刊行しているというお話を伺いました(私の「決算書」というのは例外的なケースのようです)。

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ビジネス心理学系が好調なようで、山崎啓支氏の 「マンガでやさしくわかるNLP」 や岩井俊憲氏の 「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」 などがヒット作になっています。

その中で、当ブログを読まれているIT、会計クラスタの皆さんにご紹介したいのが下記の一冊です。

「マンガでやさしくわかるアサーション」

「内部統制までマンガになってるの?」

「やっぱり、網羅性の確認が一番、難しいよね」

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この「アサーション」はJ-SOXの内部統制監査や会計監査で用いられている「アサーション(監査要点)」ではなく、コミュニケーションスキルの名称です。

かく言う私も、このマンガを見るまで「アサーション」という単語が監査以外の領域で使用されていることを知りませんでした。
(世の中全体としては監査用語としてアサーションよりも、HR用語としてのアサーションの方が一般的なのでしょう)

さらに、先月には古島昇氏の 「マンガでやさしくわかる傾聴」 も刊行されています。

ビジネスコミック領域の細分化が、このペースで進んでいけば「マンガでやさしくわかる減価償却」や「マンガでやさしくわかる税効果会計」 。
さらには「マンガでやさしくわかる税率差異注記」の刊行が実現する日も近いでしょう!!

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